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活動報告

両親より 2016/06/14更新

いつも娘をご支援頂き誠にありがとうございます。
約7ヶ月の米国滞在を経て、6月7日に家族揃っての帰国が叶いました。
ご支援頂きました皆様に、御礼並びに帰国のご報告を申し上げます。

現在は再び大阪大学医学部附属病院に入院し、薬剤の調節やカテーテル検査を予定しております。
娘は長距離フライトの疲れも出たのか、発熱、嘔吐などを発症し寝込んでおります。
恐らくウイルス性の胃腸炎とのことで、もしかしたら入院が長引くかもしれません。

しかし、夢にまで見た自宅での家族3人の生活はもうすぐです。
今は少ししんどい様子ですが、回復してカテーテル検査を受ければようやく自宅に戻る事ができます。
娘は生後2ヶ月で病を発症してからは、国内では病院からの風景しか知りません。
早く素晴らしい景色を見せてやりたい、色々な所に連れて行ってやりたいと考える毎日です。
後ろ向きな事しか考えられない時期もありましたが、今は前向きに、ワクワクすることに思いを巡らせています。

今娘が生きているのは、皆様から頂戴した沢山のご支援、またドナーとなっていただいた方、そのご家族の臓器提供というご決断の結果です。
娘には人への感謝の気持ちを忘れない、明るく元気な子へと成長して欲しいと願っています。

末筆になりますが、ご支援頂いた全ての方に家族一同改めまして心より御礼を申し上げます。

大林謙一・奈央

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