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活動報告

心臓移植手術についてのご報告 2015/12/12更新

いつもななちゃん及び当会をご支援していただき、誠にありがとうございます。

まず初めに、今回のご報告が遅くなり大変申し訳ありません。
ご支援いただいた皆様にすぐにでもご報告したかったのですが、術後の経過が悪く
救う会一同どのタイミングでご報告させていただくべきかとても悩みました。
しかし、これまでご支援いただいた多くの皆様に現状をお伝えすべきではないかと考え
ななちゃんの容態が徐々に良くなってきた現時点でのご報告とさせていただきました。

これより、ななちゃんの心臓移植手術の経緯をご報告させていただきます。

日本時間 12月6日(日)9時、待ちに待ったななちゃんの心臓移植手術が行われました。
およそ9時間半におよぶ大手術は大きな問題もなく、スムーズに終了いたしました。

しかし、術後の血圧が上がらず肝臓・腎臓の機能が低下し、一時は大変危険な状態にありました。
2日経った日本時間 8日(火)でも、容体は安定せず「人工心肺」を装着することになりましたが、
「人工心肺」の装着後も思うように血圧が上がらず何度も痙攣を起こし、予断を許さない状況でした。
その後、少しずつ肝臓の機能が回復し心臓もうまく働くようになり、日本時間 11日(金)
「人工心肺」を離脱する方向に決まりました。
ただ、腎機能がなかなか回復しないため、新たに血液人工透析を開始することも決まりました。

現在は術後数日間と比べると落ち着いてきましたが、まだまだ危険な状態です。
ななちゃんは、今このときも生きるために、家族の元へ帰ってくるために、必死に闘っています。
勝手なお願いではありますが、ななちゃんが回復し元気に成長できるよう
応援いただきますようお願いいたします。

最後になりましたが、ななちゃんに新たな命をくださり未来を与えてくださったドナーの方は、
法律によりどのような方なのか詳細を知ることはできません。
しかし、ななちゃんとほぼ同じ月齢、同じ体格の小さな子どもだと思われます。
ご家族にとっては臓器移植を決断することは大変辛い決断だったと思います。
ご家族の勇気ある行動に心より感謝と敬意を表します。
受け継いだ命は、ななちゃんはもとより、両親・親族、そして私達みんなで
大切に繋いでいくことをお約束いたします。
本当にありがとうございました。

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